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【多文化共生インタビュー】国籍の違いで対応が変わらない社会へ。one visa代表岡村氏が語る多文化共生を会社で実現するには

皆さま、こんばんは!ボーダレスハウスサポーターのなみです。
香川在住の高校3年生で多文化共生や多文化理解に関心があり、ボーダレスハウスのサポーターをやってます!

ボーダレスハウスでは多文化共生にまつわるオンラインイベントを9月からスタートさせました。オンラインイベントに関してはこちら

第一回目が9月3日に開催され、外国人労働者の第一人者である若手起業家中村拓海さんと岡村アルベルトさんを講師としてお招きして日本の外国人就労の現状とビジネスとしての多文化共生社会創りについてお話していただきました。

今回はそんなイベントの内容を簡単にご紹介させていただきつつ、多文化共生社会について岡村アルベルトさんにお聞きしました。

中村さん編はこちら!

若手起業家が語る日本の外国人就労の今と未来

オンラインイベントでは、岡村さんは外国人の在留資格取得をテーマに自分の幼少期の経験や日本企業の実態の事例を交えて、外国人が日本で在留資格取得の難しさの問題から、起業への経緯、そして未来への想いをお話してくださいました。

簡単にイベント内でのポイントをピックアップしてご紹介させていただきます。

<岡村アルベルトさんのプロフィール>

岡村アルベルト氏
1991年ペルー生まれ、大阪育ち。日本とペルーのハーフとして生まれ、6歳で来日。 幼少期に友人が強制送還された経験からビザに関する問題を解決すると志す。 大学卒業後、東京入国管理局の窓口で現場責任者を務め、年間2万件を超えるビザ発給に携わる。2015年に起業し、2017年6月にビザ取得サービスである one visaをリリース。

外国人に優しくない手続きの数々。日本で働く外国人がもっと気持ちよく在留資格を取り、働ける社会へ

岡村さんが、one visaを立ち上げた経緯、それは日本における外国人の在留資格取得の困難さを知ったことがきっかけでした。

出入国在留管理庁の業務を委託されている民間企業での経験から、長い待ち時間や、独自ルールによって、書類の不備が多くなり、何度も脚を運ばないといけない現状や、取得の困難さから、悪循環を断ち、効率よく多くの人々が在留資格を申請できるようなサービスが必要だと感じてone visaの起業に至りました。

one visaのビジョンは「世界から国境をなくす」こと

one visaのビジョンには、生まれる地域は決めれないけれど、働きたい場所や住みたい場所など、色んなことを自分で選択できる世の中を作りたいという意味が込められています。
国境には物理的な国境と、精神的な国境がありますが、one visaでは特に「物理的な国境」にサービスを通して、挑戦していきたい。人々が行きたい国、働きたい国を自由に選択できるようにしたいと仰っていました。

岡村さんの講義からは日本在住の外国籍の方々の肩身の狭さを感じる問題が多く見られました。

【イベント後インタビュー】自分自身に問を立て続けていくことで、物事がフラットになり、多文化共生社会へと繋がっていく

イベント終了後に、多文化共生社会作りに必要なことをテーマに岡村さんにインタビューしました。

なみ:まず最初に起業に関して聞かせてください。one visaではビザの取得のほかに教育事業も行っているかと思います。どうしてもその分野は利益を上げるのが難しく、ビジネスよりも非営利での支援の形で行われる団体が多いように感じますが、岡村さんがボランティアではなくビジネスでこの問題に取り組もうと思ったきっかけは何でしょうか?

岡村氏:ボランティアでは継続性がないからです。
「強くないと守れない」というある投資家の言葉が根底にあるのですが、この強いというのは、会社でいうキャッシュの面です。お金を事業で継続的に生みだし、自分たちでお金を回せる状況でないと、自分のやりたい信念というものは貫き通すことができないと思っています。

ボランティアや支援だとどうしても、大企業からの寄付や国からの助成金などに依存してしまいます。自分たちでコントロールしにくい部分があり、そのコントロールできない領域があることはサービスの不安定さに繋がります。
なので、安定してサービスを通して外国人の方をサポートするためにビジネスで行っています。

なみ:岡村さんがone visaを通して現在達成していることはありますか?またone visaが目指す次のステージを教えて下さい。

岡村氏:現在達成できていることは対外的な情報発信の基礎でしょうか。
事業として「これができている!」というものよりも、まだまだこれから行わないといけないことの方が多いですが、今後なにかを行ったときにすぐに情報を発信・拡散できる土台は築けているかもしれません。
また政府関係の勉強会などで、一般企業の視点から問題提起できていることも、大事にしていきたい現状です。

今後に関しては、もっと日本にいる外国籍の方々の支援をone visaとして形にできるようにしたいですね。例えば、日本に来てone visaだけで家が見つかって、銀行口座が作れて、クレジットカードが持てて、生活の基盤が整うような仕組みになったらone visaとして胸を張っていけます。

なみ:海外の方のビザや外国人の就労に関わる情報発信は、メディアの捉え方次第でさまざまな解釈を生む可能性もある中、情報発信を積極的に行っている理由とは何でしょうか?

岡村氏:幸いなことにこれまで一度も、伝えたいこととと、報道の仕方に齟齬があった例はなく。正しく発信をしていただいているという事実が一つ目の理由です。
もう一つの理由としては、日本全体において課題意識広く持ってもらうためです。広く課題意識が広まるにはメディアの力を借りてより多くの人に知ってもらい、関心のある人の母数を増やす必要性があります。
今、日本人の中に外国籍の方々との間に接点がなく、自分とは関係ない存在だと思っている方も多くいると思います。
しかし10年20年経って、彼らへの不信感が募ったときに、その抑止力になり得るのは当事者として自問自答した回数だと思います。
「外国籍の方々を受け入れていくとこういうメリット、デメリットがあるんだ」、「どうであれば外国籍の方々に来て欲しいな、とか、そういった自問自答の回数が増えていけば、外国人排斥反対など1つの火種が起きたとしても流されず、立ち止まって考えられます。
イメージ先行を正すという意味でも、メディアの力を借りながら色んな人々にone visaを認知して頂きたいと思っています。

なみ:岡村さんが事業を続けている中で岡村さんが現在感じているやりがいや意義とはなんしょうか?
岡村氏:僕たちが取り組んでいる課題は深いと感じていてます。
ちょっと頑張ったらすぐ結果が出るものではないので、現時点で、これを成し遂げている!というものはありません。
ただ、小さなステップのやりがいはあります。one visaの働きかけによって制度が1つ変わったり、多くの人たちに僕たちが唱えている課題を知ってもらえた時など、積み重ねて行っているような気がしています。
自分たちの新しいサービスで、外国籍の方が日本でより過ごしやすくなることに繋がっているのは、やりがいかもしれませんね。

なみ:就労ビザなどの対応をされる中で、日本の会社の意識や制度で足りないと感じること、違和感を感じることはなんでしょうか?

岡村氏:採用コンサルティングとか制度設計に精通している人に相談すれば、会社は結構変わると思うんですけれども、そもそも必要になのは事例が多くあって、多くの企業の担当者が見れる状態にすることですね。もちろんその各企業として頑張らないといけないところもあるんですけれど。
例えば、外国籍人材の知恵袋のようなものがあるといいですよね。企業にいつも思うことは、いかに日本人化「外国語の話せる日本人」を求めてる感じがすごくしますね。
国籍やバックグラウンドが違うことによる一長一短があると思っていて、デメリットは日本語が話せないことかもしれないけど、メリットとして文化が違うから見える景色違うことが挙げられます。
アメリカの上場している起業の人事からもわかるように、移民の方々はとても可能性を持っています。この可能性を僕は日本で活かしていきたいと思っています。
自分の国での当たり前とこの国での当たり前の違いがわかる。違いを知ってこの国の善し悪しも判断できるんですね。差を持っているからこそ、色んなアイディアやアクションを起こすことができると思います。
そこに、どちらかというとメリットというか外国籍の方々に入社してもらって、刺激をもらってビジネスにつなげていければ、良いなと思っています。
どうしても今は、労働力の部分で日本人と変わらないものを外国籍の方々に求めてしまうとすごい無駄なものになってしまうと思ってるので、採用するならば、国籍の方々に何を求めていくのかっていうのはちゃんと社内で言語化した上で採用した方が良いと思います。

なみ:withコロナの外国人の暮らしはどうなっていくと思いますか?

岡村氏:大きな変化はないと思いますが、家にいることが多くなるので、外国籍の人がコミュニティに属していく必要性はあるかもしれないですね。

なみ:日本語が話せない人たちがコミュニティに属するためにどのようなコミュニケーションを取る必要があると思いますか?

岡村氏:自治体がガイドラインを作って、推奨すれば、受け入れられやすいと思っています。
自治体の場合だと、例えばアイディアとして、あえて団地を1つ借り上げて、その中に外国籍の方に住んでもらうなどが考えられます。
そしておじいちゃんおばあちゃんもそこに住んでもらうんです。
そうすると皆に話し相手ができ、海外の方は話すことで言語が上達することができます。コミュニケーションに大事になってくるのは会話です。
この頻度が多くなれば、結果的に言語も上達し、人々との距離も縮まりまるのではないかと思います。誰も損をしない形で、かつ費用もかからずみんながハッピーになれるような事例は色々とあるので、チャレンジする方法はあるのかなと思います。

なみ:多文化共生について岡村さんが必要と思うことは何でしょうか。

岡村氏:自問自答を大切にしてほしいです。
基本的に、外国籍の方々は犯罪に関するニュースにおいてはメディアに取り上げられやすいです。
これは外国籍の方の犯罪がすごく非道で悪いものばかりということではなく、日本人の記事を書くより外国人の記事を書いた方が視聴者の目を引くという心理があるのではと、思っています。外国籍、日本籍それぞれの犯罪という風に見るのではなく、ニュースを通してちゃんと自分自身に問を立て続けていくことで、物事がフラットになり、多文化共生社会へと繋がっていくのではないかと思っています。

【12月2日(水)13:00】one visa主催!Global one team Award 2020 ファイナリストプレゼン大会を視聴しませんか?

"日本を代表する、外国籍人材活躍の現場"にスポットライトを当てるGlobal one team Award 2020

これから日本で就職を考えている外国籍の方々、日本における外国籍人材、共生社会のこれからに興味があるという一般の方は、どなたでもオンラインでのイベント観覧が可能です。
「日本を代表する外国籍人材雇用のロールモデル」となるファイナリストの5社によるプレゼンテーションのほかに、グローバル化社会×デジタル申請をテーマにゲストの講演を予定しております。

<one visaの情報はこちらから>

one visaホームページ

外国人雇用に必要な知識のイロハを提供する情報サイト one visa journal

なみのイベント&インタビュー感想

僕はイベントを通して、今、日本で働いている外国籍の方々は労働力としてではなく、お互いの考えや文化を深め合うためにとても貴重な人材だと感じました。

彼らはとても厳しい関門を通って、日本に滞在してくれています。
そしてこれから日本に滞在してくれる外国籍の方はもっと増えていくと僕は思っています。
今回のイベントを通して、僕たち日本人が外国籍の方々が日本で過ごしやすい環境作りをしていかないといけないと思いましたし、外国籍の方と交流をする場を作っていく必要があると感じました。

インタビューを通して、岡村さんの「みんな自問自答するべきである」という点でとても共感しました。今の時代は、情報が異常に流通しているからこそ、自分で取捨選択して、本当にこの情報が正しいのか、メディアにただただ流されるだけでなく、自分で立ち止まって思考して行動に移すということが大切だと思いました。
僕自身も今回のトークセッションのように、まずは問題について知り、そして考えることを止めずに多文化共生社会を作っていきたいと思います。

オンラインイベントはまだまだ開催していく予定です!
次回の開催情報に関してはぜひ下記からご確認ください!

皆様のご参加をお待ちしております!

今後のオンラインイベント開催情報について

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written byBORDERLESS HOUSE

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