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【入居者インタビュー】入居者さんは武術の達人?!田端のシェアハウスに住むインドネシア武術の日本代表選手

皆さんこんにちは!ブログ担当のYuyaです!

突然ですが、皆さまプンチャックシラットという武術をご存知でしょうか?
プンチャックシラットとはユネスコの無形文化遺産にも登録されているインドネシアの伝統武術です。

インドネシアではポピュラーな競技で、日本で言う相撲のような存在です。
しかし、日本での競技人口は約100人とまだまだ知られていません。

そんな珍しい伝統武術をしている方ってどんな方なんだろう?と思いませんか?

実は日本代表がボーダレスハウスに住んでいるのです!

この記事では珍しい伝統武術に取り組んだきっかけと、プンチャックシラットの魅力を田端2シェアハウスの日本代表の久我和也さんにインタビューしていきます!

プンチャックシラットに魅せられて

ーまずは自己紹介をお願いします!
こんにちは!久我和也と申します。出身は新潟県で今は24歳です。
普段はIT系のベンチャー企業で営業兼プログラマーで働きながら、それ以外の時間でプンチャックシラットに取り組んでいます。

ーなぜボーダレスハウスを選んだんですか?
久我:社会人になってからは英語を使用する機会があまりないので、英語を日常に残したいという理由と、海外の方から見た価値観や大切にしていることに興味があり、交流を深めたかった理由で入居しました。

プンチャックシラットを始めたきっかけは友人からの誘いでした

ープンチャックシラットは日本では馴染みのないスポーツだと思うんですが、どんなスポーツなんですか?

シラットはインドネシアやマレ―半島地域が発祥で、1000年の歴史を持つ伝統的な武術です。オランダの植民地支配時には一時的に武術を禁止されていましたが、あくまで「舞踏」であるという風に強く市民の間で重んじられ、守られてきました。
沢山の流派があり、宗教実践や伝統芸能、人生儀礼や年中行事とも深く結びついているといわれています。
日本での競技人口は100人ですが、世界ではおよそ10万人ほどの競技人口がいます。

ープンチャックシラットとの出会い、そして始めたきっかけはなんですか?
大学生のときにインドネシアに2週間留学してはじめて試合を見たのが出会いでした。
その時はまさか自分がインドネシアで見た伝統武術をやるだなんて思っていませんでしたが、日本に戻ってきてたまたま仲のいい友人がシラットをやっていて、「一緒にやらないか」とに誘われてはじめました。

ーその時から本格的にプンチャックシラットをなさっていたんですか?
本格的に始めたのは実は去年からなんです。
2つ理由があって、一つが僕は小学校から大学までずっと野球をやっていたんですけど、ちょうど大学を卒業したときに野球人生に一区切りがついて、
「新しいことに取り組みたいな」と感じるようになりました。
そこから本格的にプンチャックシラットに打ち込むようになりました。
もう一つは20代で国際大会に出られるかもしれないと思い、全力で取り組んでチャレンジしたい!と思ったからです。

個人で銅メダル、そして3人演舞でも4位の好成績

ー最初に国際大会に出ようと思ったきっかけはなんだったんですか?
僕をシラットに誘ってくれた友人が、今度は国際大会に出場するチームに誘ってくれたことがきっかけです。
シラットには三人演舞があります。それは3人で型を行い、その美しさや呼吸を競うというものです。
そして三人演舞は背丈や体格が近い人と組むことでより美しく見えると言われています。友人とちょうど体格も近く、彼と一緒に世界と戦ってみたいと思い、国際大会の演舞を引き受けることになりました。


ー国際大会の結果はいかがでしたか?
地区大会などは何度か出たことがあるのですが、国際大会は初めてだったのでとても緊張しました。
しかし、三人演舞ということもあり、仲間がとても心強く落ち着いて競技に臨めたおかげで四位の成績をいただくことができました。
さらには、個人では銅メダルの結果を残すことができました。

ー国際大会で印象的なことはなんでしたか?
とても嬉しかったことは会場からの応援の声でした。
日本は他の国に比べて競技人口が少なく、大会などに応援に来てくれる人も国際大会だとほとんどいません。

しかし、僕ら日本代表の活動を他国の選手やサポーターもインスタグラムなどで知ってくれていたので僕たちの演舞中に各国代表やそのサポーターから応援の声をいただきました。
とてもスポーツマンシップを感じて嬉しかったし、国同士というよりも個人個人のベストで挑み、そこをリスペクトしてもらえている気持ちになりました。

平和のための武術を通して

ー久我さんにとってシラットの魅力とはなんですか?
他の武術との違いでもある、シラットの精神が魅力ですね。

シラットはあくまで「戦うため」の武術ではなく護身術であり、自分の身を守ったり、友人知人を守るために行うと言われています。例えばどの宗派の型を見ても必ず「受け」や「避ける」動作から演舞が始まるのが其の特徴です。「一番いいことはみんなが仲良くなること」とシラットの一番有名な師範も仰っているように平和のための武術であることがとても魅力だと感じてます。
美しさもまた、魅力の一つです。
シラットの動きはとても美しいと世界的に言われており、ハリウッドで動きを採用されてアクションシーンに使われていたり、動きを学ぶために有名な師範に俳優の方が弟子入りする事も多々あります。

ー海外に興味があったのはプンチャックシラットの影響ですか?
海外に興味があったのは父が添乗員だったこともあり、小さいころから海外の話をたくさん聞かせてもらっていました。なので大学では交換留学なども積極的に行っていました。
しかし、より深く海外の方と交流できるようになったのはシラットのおかげだと思っています。

留学で知り合って仲良くなることももちろんたくさんありますが、シラットを始めてからは世界中の選手と同じスポーツをベースに、価値観を共有できたことはとても見識を広られたのがよかったと感じています。

ーボーダレスハウスに住んでシラットに役立ったことはありますか?
ハウスメイトの理解があることが心の糧になっています。
練習で遅くなった時に声を掛けてくれたり、大会にでるときは全力で応援してくれますし、メダルを取ったときはハウスメイトにすぐにラインで報告しました!

ー今回入居者インタビューを受けてくださった理由はなんですか?
国内でシラットのことがもっと広がってもらいたいと感じたからです。
また僕のシラットの記事をきっかけに国内にいるインドネシア人の方やマレーシアの方が知ってくれて異国の地で懐かしさを感じてくれたり、交流の輪を広げていけたらと感じています。

ハウスメイトになりたいとインドネシアの方が言ってもらえたら嬉しいですね!

ー今後の目標などはありますか?
コロナの影響でどうなるかわからないですが、2026年に名古屋で国際大会が行われる予定なのでそこに向けてがんばっていきたいと思っています。
そして発信などを通して一人でも多くの方が「シラット知ってるよ!」と言ってくれるように活動していきたいと思っています。
応援よろしくお願いいたします!

編集後記

久我さんのインタビューいかがでしたでしょうか?

知れば知るほど不思議な武術、プンチャックシラット。
平和のための武術の美しさを一度見てみたいと皆様も思われたのではないでしょうか?

気になる方はぜひプンチャックシラット協会までお問い合わせください!

ボーダレスハウスには久我さんのように世界中から様々な個性をもった入居者様がたくさんいらっしゃいます。

ぜひ、そんな個性的な入居者様と一緒に刺激的なシェアハウス生活を送ってみませんか?

プンチャックシラット協会公式HP
久我さんの国際大会優勝時のインタビュー記事
プンチャックシラット協会のTwitterアカウント

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written byBORDERLESS HOUSE